夏の革小物ワークショップ
すべての人はアーティスト♪を開催しました。

昨年から講師をさせて頂いている、バッグヤードの革小物のワークショップ。
先日、7月29日(土)に今年の夏のワークショップを開催させて頂きました。
革初心者の方が、もの作りの楽しさを通して革と仲良くなって頂きたい。という想いでスタートしたワークショップなのですが、いつも私自身も本当に楽しく、出来上がる作品の素晴らしさにはいつもうっとり〜
たくさんの出会いと発見、いろいろな事を学ばせて頂いて感謝しております。

毎回、午前と午後で2種類のワークショップを企画しているのですが、29日の午前中はオリジナルデザインのパスケースを作っていただきましたこちらは2月にも開催し、ご好評いただいたため2回目の開催になりました。

最初に本体になる革をお好きな配色で3枚選び、ポケットにオリジナルデザインの装飾をしていきます。

パーツを貼ったり、飾りになる穴をあけたり。
これはあらかじめ図案を描いてあるわけではなく、革のパーツでじかに絵を描くような感覚で作って頂くのですが、それがオリジナリティあふれる物作りにつながっているのかなーと思うくらい、毎回、個性的な出来上がりに感動します。
例えばこちらのデザインは、天の川をイメージして作られたそう☆ 流れ星のような、七夕の飾りのようなかわいい〜天の川。なんて素敵なんでしょう! と、どなたのを拝見していてもつい見入ってしまう講師なのでした。。。

今回も、ひとつひとつ革の質感も色もデザインもまったく異なる仕上がり。どれも本当に愛おしいほどかわいさですよね。

午後からは、夏のお出かけにぴったりなスマートな革の扇子入れ でした
こちらは、事前にお好きな革の色を選んでいただき、お一人ずつのオリジナルキットをご用意してのスペシャルなワークショップ。

革は5種類をご用意したのですが、実は革選びにはいつもとっても悩みます。(笑)
女性らしいきれいな色は入れたいし、シックな色もクールな色も欲しいでしょ?あ、もしかしたら男性的な色も必要かしら? 個性的な革も、面白い革も使ってみて頂きたいなー、などなど。 そして、なんといっても作りやすい革じゃないと。難しいのは困るし・・・・ という事で悩んだ末、こちらの5種類に決定となりました。

扇子入れの形は人気のがま口スタイル。がま口の仕立て方を学んでいただいて、

がま口の根付け用に、お揃いの革でタッセルも作ります。私はタッセルが大好き。本体も大事ですけど、こんな小さなところもオリジナルって嬉しいですよね〜♪ だって、せっかく手作りなのですから。

ご自分で革を裁断していただいた後、革を薄くする行程は、機械操作が難しいので私がサポート。
革を薄くする「革漉き機」はこんな形をしています。ピカピカ光っている車輪のようなものが刃物になっていて、左から革を入れ、その刃物の上を通過させて薄くするのです。私の写真はちょうど通過させているところですよ。

ジャーン 完成はこちら。
なんと、今回は事前に選んで頂いたお色が全員が色違いだったので(ミラクル〜)
作っている時から、お互いの仕上がりを見せっこしながら、わきあいあいとしたワークショップとなりました。もちろん、革セレクトに悩んだ私も準備をしている時からとっても嬉しく、最後にこんな記念写真を撮らせて頂きました。

暦の上では「立秋」となりましたが、相変わらず暑い日が続いておりますし、花火大会などの夏のお出かけも多い時期となりますよね。扇子は日本古来のアイテムですけれど、お洋服に似合うデザインもたくさんあって、ちょっと使うだけで本当に涼しいもの。早速、お気に入りの扇子をこの扇子入れに入れて一緒にお出かけ頂けたらと願っております。

今回も、素敵な作品と楽しい時間をほんとうにありがとうございました。
次回のワークショップは秋の企画として10月頃を予定しています。その際はまたお知らせいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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