日本のブルックリン Potmumの蔵前さんぽ

今年も、自宅から片道2時間半の「蔵前」に、大変お世話になりました。
訪れる一番の目的は鞄の材料を仕入れるため。そして、行き帰りにこの街を歩き回るのがとても楽しみでした。

蔵前は、東京の隅田川沿いにある下町ですが、古いビルをリノベーションしたおしゃれなカフェやショップが続々とオープンして、最近は「東京のブルックリン」とも呼ばれているとか。
築50年の空間に出来た、ダンデライオン チョコレート ファクトリー&カフェ、300年続いた玩具店の倉庫だった6階建てのビルをリノベーションしたゲストハウスNui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル&バーラウンジ)」などなどが評判で、この夏には、老舗の「パンのペリカン」が「ペリカンカフェ」をオープンしたので、さらに注目の場所になっている様子です。

行列が出来る新しいお店と、昔ながらの下町のお店、ものづくりのお店、革屋、金具屋さん、問屋街のある街「蔵前」は、私にとって、いまや表参道よりもいけてる街に思えるくらい。
そんな蔵前の風景で、この2017年を締めくくりたいと思います。

ここは、昭和な小さい路地が続く素敵な街。
写真を撮りたくなる場所がいっぱいあるので、カメラを持って行くのがおすすめです。

東京なのに、こんなにも空が広くて気持ちがいい風景。
浅草、合羽橋、浅草橋、ちょいと隅田川を渡れば両国にも歩いて行ける楽しい場所なので、無計画でふらっと行っても楽しめます。
でも、もっと欲張りたいなら、マップを持って、1日300円の台東区のレンタサイクルで回れば、上野くらいまで広範囲で探検に行く事が出来るので、町を挙げてのお祭り「モノマチ」 、毎月最初の週末に開催される「月イチ蔵前」の時はぜひ自転車も試してみてください♪

古くはおもちゃの問屋街だった蔵前。

バンダイの本社があって、ビルの前にはキャラクターが大集合しています。
行列しているこの子たちが微笑ましくって(キリっとしたウルトラマンと嬉しそうなアンパンマンが並んでて、、、)わざわざ通っては一人で笑っています。

あはははは~

ものづくりの街なので、町を歩けば、誰かが何かを作っている姿にも出会いますし、

こんな場所が、こんなお店があったんだ!という発見が止まりません。

ここは私の特に好きな場所。世界的に有名な高級リボンのブランド「MOKUBA」のショールームです。
信じられないくらいたくさんのリボンが並んでいて、夢みたい・・・
しかも、ショールームだけど、欲しかったら買えるんです。☆☆☆ 例えばグログランリボンも、種類、色が選べないほどあるので、このバッグを作る時には、ショールームの中を半日くらい行ったり来たりしてしまいました。

変わったメタルのテープもここなら見つかります。、欲しいリボンある方は、「MOKUBA」に行けばきっと見つかるはず♪

糸だけのお店「町田絲店」もあります。

ここにはさまざまな糸がありますが、特に好きなのは、いろんな太さのタコ糸や麻糸。刺繍に使うとなんともいえず素敵になるんです。

こちらは、「こんなお店あったんだ!」の、インドの食材のお店「アンビカ」。普通の路地の中にいきなりあって、「なぜここに!?」っていう感じ(笑)
お店の中は、カルディや紀伊国屋でも見たことのない、不思議なスパイスやら油やら、インドのレトルトカレー、お茶などがいっぱいです。スパイス大好きなのでずっと見ていられそう。
スパイスって、癖になりますよね。 辛い物も癖になるし、パクチーも、ニガウリも・・・どうしてでしょうね?

ここではじめて買ったのは、お手軽にチャイを作れるスパイス「ティーマサラ」でした。
お茶にひとふりしたら、インド料理のお店で出してくれるような、甘~い香りの最高なチャイになりますよ。あまりにもいい香りなので、チャイだけじゃなくて、カフェオレにも使っています。

ところで、ずっとバタークリームってあまり好きじゃなかったんですけど、「栄久堂」のソフトバターをいただいて、はじめて美味しいって思ったんですよ!

「栄久堂」創業明治20年の老舗の和菓子屋さん。ソフトバターは、和菓子屋さんの作る洋菓子なんですね。
以前、蔵前でお仕事されていたという方にいただいて知ったのですが、ずっと昔からあって、会社の手土産いえばこれ。だったそうです。
もうね、蔵前を象徴するようなお菓子だと思いました。ダンデライオンチョコレートよりもおすすめかも~

ここ、最近オープンしたらしい台湾のお茶とギャラリー。
うーん 入ってみたかった、、、けど、この日は時間切れで未確認です。
次に行ったらぜひ行きたい!

<続く>

今年は春からBLOGを始めて、年末でようやく30投稿になりました。
もの作りの事を書こうと思って始めたのですが、BLOGを通して私の事も知っていただけたら、と思うようになり、それ以外の事も書いてみました。
ゆっくりペースでしたけれど、こうして続けて来られたのは、読んでくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

次にお会いするのは2018年ですね。
また、変わらずおつきあいいただけたら嬉しいです。

 

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