ものづくりの街・蔵前で、コラボワークショップを開催することになりました!
この秋、Potmum 高橋法子のワークショップがパワーアップして、もの作りの街 蔵前で開催する事になりました!
私は今まで、いろいろな手法と素材をミックスしてもの作りをしてきましたが、出来上がった時のうれしさと、作る楽しさを考えると、一番試していただきたいハンドメイドは革のもの作り。
ただ、布に比べてハードルが高いと感じる方も多いですよね。だって、私もずっとそう思っていたのですから。
でも、手縫いで楽しむなら、実は布より扱いがらくな部分もあるんです。
切りっぱなしでいいし、接着剤でしっかり貼って縫えばいい。縫い方だって基本1種類です。そう、工作のように楽しく作れるのが革の魅力なのです。
小さな革小物なら半日で作って、明日もう使える。 それってとても素敵じゃないですか♪
そう思っていた私は、2016年ののある日、初心者の方を対象にした革小物のワークショップをスタートする機会をいただきました。
高橋法子の「上質な革で作るおしゃれな革小物ワークショップ」
きれいな革ときれいな糸を自分で選んで、きれいな小物を作るというのをテーマに、たくさんの方とさまざまなアイテムを作らせていただきました。
ワークショップでは、ちょっとしたコツや私のこだわりなどをお話しすると、「そうやるんですね~」 「なるほどー」と、とても喜んでいただけて、お伝え出来たことをうれしく思ったり、
同じアイテムとは思えないくらい、個性的な作品が生まれる不思議に感動したり、
皆様のアイデアに刺激を受けたり、出来上がりの可愛さにキュンキュンしたり、とても楽しい時間を過ごさせていただいて、もの作りっていいなぁーと改めて感じる事が出来ました。
ご参加いただいた皆様には心からお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。
そんなワークショップを経て、次回から開催するのは、
「一級サンプル職人×女性クリエイターが教える財布と鞄の教室」
革小物を習うならこの方!と言える、職人歴30年以上の現役サンプル職人、吉川信和氏とのコラボワークショップです。
こちらでは、革小物だけでなくバッグのワークショップを企画したり、革も布も、私の好きな和の布も使ってみたり、特殊な革も使ってみたり、手縫いはもちろん、ミシンのもの作りもしていきたいですし、そのうち、作りたいものを作ってもいいよ企画も出来たらいいな~♪ と思っています。
そして、今まで通り初心者の方も大歓迎ですが、プロのクリエイターの方も学んでいただける内容にしてきます。
吉川先生は、皮革技術認定・小物紳士部門一級取得者で、皮革技術認定委員もされているという、職人中の職人。
現在は、さまざまなブランドのサンプル制作を手掛けるかたわら、若手育成にも力を入れ、鞄の街 豊岡アルチザンスクールの講師も務められているという先生ですから、先生の糊引きを見るだけでも、革包丁を使っている様子を見るだけでも、目からうろこがぼろぼろ落ちるんですよ~(笑)
あ、そんなすごい職人さんってこわくないか心配ですか?
大丈夫です。「見て覚えろ!」とか、「やってみりゃわかる!」なあんて事は絶対に言わない先生なんです。
ご自分では「オレ、理屈っぽいんだよねー」って、おっしゃるんですけど、なんでもわかりやすく説明してくださるし、「なぜですか?」「どうしてですか?」ってしつこく突っ込んで聞いても、よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに、さらに丁寧に解説してくれます。
職人さんって、だいたい口で説明するのが苦手な方が多いのに、不思議ですよね~
あまりに不思議で、私はそれも聞いてしまいました。
そうしたら、中国で言葉の通じない人を相手に技術指導をしていた時、どうやったらちゃんと伝わるんだろうって悩んでたからじゃないかなぁ。ですって。でも、私は思いました。本当はカンや経験だけで作っていない、技術を定量的・論理的に説明できる職人さんなんだなぁって。
という訳なので、みなさま、日本語がわかるならに大丈夫です。(*^。^*)
さて、第一回の募集の告知はもうすぐ。
今回は革の裏面全体に裏地を貼り合わせて、手縫いでメガネケースを仕立てるワークショップ。 さまざまな技法を体験していただきますが、丁寧にお教えしますので、初心者の方もぜひ挑戦してくださいね。
みなさま☆ 蔵前でお会いしましょう~(^_^)/
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