北欧のラッキーチャーム ダーラナホースのバッグチャーム 誕生物語

5月24日、25日、26日の3日間。
蔵前の革小物のアトリエにて、北欧生まれの幸運の馬<ダーラナホース>のバッグチャームワークショップを開催いたします。

実はこの企画、「私、馬が大好き。革で小さなかわいい馬を作ってほしいな。」という、私の友人の一言がきっかけで始まりました。

このブログをお読みになっている方の中にも、「私も馬が大好き!」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。
優しい目をしたお馬さん 本当にかわいいです。

私は馬に乗ったり、一緒に遊んだことはないのですが、小さい頃に読んだ物語に、いろんな馬が出てきた事を思い出します。

寒い冬の山を、春に変える白い馬のお話。
こんな風に、きれいな馬が春を連れて来てくれたらいいのになぁって思いました。

おばあさんと2人で暮らすモンゴルの少年が草原で見つけた、一人ぼっちの白い子馬のお話や、
お母さんのいない少年のところに、夜になると会いに来てくれる優しい青い馬のお話は、寂しい少年に寄り添う、馬の優しさに涙が出ました。

大好きな人にきのこのスープを作りたくて、森に探しに入ったら、美しいはちみつ色の馬になってしまった女の子のお話には、ワクワクドキドキ。

お百姓さん自慢の、賢い青い馬のお話は、とても面白くてかわいくて、何度読んでも心がポカポカするようでした。
こんな馬が本当にいたら、お友達になりたいと思いました。

中でも一番好きだったのは、映画にもなった「ブラック・ビューティー」黒馬物語です。
今は身近に見ることが少なくなった馬が、100年前には、どれほど身近で、かけがえのない存在だったかを知りました。そして、そばにいる人次第で、動物が幸せになったり、悲しい思いをしたりするという事も。

黒い馬

子供の頃に憧れたブラック・ビューティーです♪

スウェーデンの児童文学者、アストリッド・リンドグレーンの描いた「長靴下のピッピ」もおサルのニルソンさんと馬と住んでいましたね。

ここで、思い出しました。
北欧に幸せを運んでくれる馬がいる事を。

かわいい小さな馬が、そばで見守ってくれる大切な存在になるって、とっても素敵!

それから、ひとつひとつ手作りで作られる、北欧の「ダーラナホース」をイメージして、その雰囲気を革で作れるようなデザインに考えました。

子供の頃に読んだ、大人になってもずっと心のどこかに残っている、きれいで、優しくて、美しくて、賢い、そしてかけがえのない馬を思いながら、
たくさん、たくさん絵を描いて、
馬じゃない絵も描いてみて、

大好きだった「ぐりとぐら」(ネズミですけど・・・(笑))の顔を思い出したり、
足を四本から二本にしたり、
ちょっと太らせたり、
たてがみの形は? しっぽは?

サンプルもいくつも作ってみました。

だんだん固まってきた頃、
そのサンプルを見た方から、「作りたい!」「ワークショップして欲しい」とリクエストをいただきました。

ダーラナホースは木で出来ていますが、革も同じように人類が長くつきあって来た、安心感のある心安らぐ素材。
その革で、一針一針、思いを込めて、手間をかけて、自分で作ったら、どんなに愛着のあるダーラナホースが出来るでしょう!

愛着とは、愛が着すること。
何かと関係を結ぶにはやっぱり時間が必要ですよね。

そこからは、ワークショップのパートナー、この道30年以上、1級革小物職人である吉川先生に、どうしたら、どなたでも、楽しく、きれいに作れるワークショップに出来るかの相談です。

ここは、目に見えないところですけれど、とってもとっても難しいところ。
ちょっとした事で、出来上がりの洗練度は激変します。

今度は、吉川先生に何度も試作していただき、3か月ほどかかってようやく準備が整いました。
これ以上にはない出来上がり! もうね、エ〇メ〇よりも絶対にかわいくて素敵です。

時間をかけて選んで、足して、考えて、
想像以上に楽しめて思い出に残るダーラナホース制作になるはず。
あなたなら、どんなダーラナホースをつくりますか。(*^_^*)

募集公開はもうすぐ です。
お申し込みは、「一級サンプル職人×女性クリエイターが教える財布と鞄の教室」の予約ページから。

ぜひお楽しみに(^^)/

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