テーマカラーのオーダーメイド名刺入れ
みなさま、ご自分の「テーマカラー」はお持ちですか?
草原のような、優しいグリーンが「テーマカラー」、とおっしゃるフォトグラファーMASAHIRO SHONOさんに、名刺入れをお作りしました。
まずは革探し。
お名刺をいただいて、草原のグリーンを探しに出かけたのですが、
この色は、一体何色と伝えたら良いのでしょう。
「草色」 「若草色」 「若苗色」 「若葉色」・・・(なんだか、和の色名ばかり思い浮かんでしまいますね。)
微妙な色合いで、難易度高め。
そんな草原色を一緒に探してくれた、名刺のカンガルーくん。
革屋さんへ行く度に聞いてくれました。
『僕が入る名刺入れになりたい人!』
『はーい 』
手を上げてくれた子が5人いました。
それで、私はカンガルーくんとみんなを連れて、 SHONOさんに、会いに行きました。
そして、選んでいただいたのがこちら。
グラスグリーンと呼びたくなるような(なぜか急に西洋の色名に)、ゴートレザーです。
名刺と並べると、まるで誂えたかのような色合い! 驚きのお揃い感〜
実は特別に染めてもらったんです☆ って事にしておきましょう~(*^。^*)
ゴートレザー(山羊革)は革小物にはぴったりなのもうれしいところ。
表面のシボ模様が独特で美しく、
さわり心地はサラサラで、
ソフトでしなやか、
革の密度が充実しているので、薄くても強度があり、
傷や汚れもつきにくい、
あまり知られていないかもしれませんが、高級ブランドのお財布や、高級本の装丁に使われている、優秀レザーです。
今回はたくさん名刺が入る形との事で、「通しマチ」の名刺入れを仕立てました。マチというのは、横に広がるゆとり(余裕)の事で、名刺入れの収能力はマチの形で決まります。
名刺入れで、最も収納力が高いのがこの「通しマチ」。マチが入り口から底まで同じ幅で続いていて、名刺を入れると、そのマチがアコーディオンのように広がり、しっかりとした存在感のビジネスパートナーになってくれます。
中には、メインポケットと、フリーポケットが2つ。こちらで交換した名刺を仕分けたり、パスカードなどのカード類を収納して、名刺入れとパスケースを兼用にするのも便利な使い方。
さて、「テーマカラー」で名刺入れを作るって、上手な色の使い方だなぁって思いませんか。
名刺入れは、ビジネスで初めて会った方と挨拶を交わす時、最初に目に触れる持ち物だから、第一印象として記憶に残りやすいアイテムだし、色はイメージを表現するのにとても効果的。 名前などの文字情報は忘れやすくても、テーマカラーだったらきっとが印象が残るはず。
こんな色の効果をご存じなのは、彼が繊細に光を見つめるフォトグラファーだからかしら 。
色も、写真も、光があるからこそ存在する素敵なものなのですから。
プロのフォトグラファーの方の、何が違うって、光の使い方が圧倒的で、想像もできないような写真を撮ってくれるんですよね。
SHONOさんは、車の写真をメインに活動されていますが、(車の広告を撮れるってすごいです。)人も、風景も、お花の写真も素敵な作品ばかり。ぜひ、ホームページをゆっくりのぞいてみてくださいね。
そうそう!SHONOさんは、プロフィール写真のご要望も多くて、「プロフィール撮影会」も時々開催されているんですって。
彼は、この名刺入れのイメージのように自然体で優しい方、「その人らしさ、2〜3 段でもその人が魅力的に見える写真を目指しています。」 とおっしゃっているので、リラックスして撮っていただける事、まちがいなし。
次回は、5月20日(日)開催されるそうですが、いかがでしょう。
あ! もう17時からの一枠しか空いてない! やっぱり人気者なのですね。気になる方はぜひ早めのご連絡を♪
今回も様々なことを気づいたり、発見したり、
テーマカラーをのせた名刺入れを作らせていただいて、とっても光栄でした。
ご依頼いただきありがとうございました。
私も自分のテーマカラーを見つけて、名刺入れを作りたいなー
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