「上質レザーで作る、手縫いのバイカラーのレザーブックカバー」オンライン教室参加者に贈る★道具の選び方

非常事態宣言が出てから、ずっと家にいる日々。
みなさま、コロナ生活でどんなことを考えていらっしゃいますか?

私は、出来ないことが増えてきたら、
反対に、出来ることが見えてきて、
なんだか、感覚が変わって来ました。

好きな時間に、好きな場所でもの作りがしたい方に、
オンラインで教室が出来るんじゃない?

そう思ったのです。


そして、オンライン教室は、時間をかけて学べるのですから、
私が用意したものを、
言われた通りに作るだけの教室ではなく、

型紙の作り方から、革の裁断、縫い方、仕上げまで、
シンプルな革小物を、
一人で作れるようになるための教室にしたいと思いました。

ゆっくり時間をかけて、
自分の想いを形にして欲しい。
自分らしさが反映された、
もの作りをして欲しいからです。

そんなオンライン教室の、
第一回目のテーマは、
オリジナルの配色で作る上質レザーのブックカバー。

 

さて、革の手作りを始める方は、
最初に準備してただきたいことがあります。

まず、このページで、
基本の道具の知識を学んでいただき、
必要なものを揃えてください。

ブックカバー用のキットの方は、
こちらで用意した革の中から、
ご希望の配色を選んでいただいて、
ご用意したものを送付します。

本番のキット材料だけでなく、
穴あけや印付けの試し用もお入れしますよ。

準備が完了したら、
参加者限定公開 動画コンテンツのURLを、
お送りしまので、
それを見ながら、自分のペースで制作してください。

わからない。
つまづいた。
質問がある。場合は、
ラインチャットで対応いたします。

もちろん、ご一緒に作れる教室は素敵ですよね。

動画講座の良いところは、繰り返し見られて、
ゆっくりも早回しも、
思いのまま。

お好きな場所で、
お好きな時間に、
自分のペースでもの作りが出来る。

わからないことは、チャットで聞ける。

ご自分の時間を大切にしながら、
お好きな事を楽しみたいという方には、
ぴったりではないでしょうか。


さあ、ここからは、
初めて革の手作りに挑戦してみたい方のための
「道具の選び方コンテンツ」です。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

【裁断する道具】

・カッターマット
なんでもいいのですが、A4以上がいいですね。
バッグを作る予定がある方には、もう少し大きいサイズがおすすめです。

・カッター又は別裁ち又は革包丁のどれか。
もっともきれいに裁断できるのは革包丁ですが、研がないといけないのでとっても大変~
大作を作るわけではなかったら、良く切れるカッターがおすすめです。
良く切れるカッターとは、黒い刃のカッターで、その刃をマメに折りながら作業することで切れ味をキープします。


私のおすすめカッターは、
NTカッターのメタルボディ パールブラック塗装 オートロック A型 PMGA-EVO2 (←リンクはコチラ

そうは言ってもカッターでしょ?なーんて侮るなかれ。
刃物の切れ味は、仕事の切れ味。

私は革小物を作る時の裁断は、ほぼこのカッターを使っています。
包丁を研ぎたくないけど、切れ味をキープしたいあなた、
是非お試しを。

替刃コチラです。

ただし、
自分で革漉き(革を薄くする工程)がやりたい日が来たら、革包丁は必須アイテムとなります。

・ウエイト(重し)
私は裁断する時、革の上に、型紙を置いて裁断します。その時に型紙がずれないように押さえるのに使います。
重しになればなんでもいいです。

私はこんなウエイトも使っていますよ(笑)(←リンクはコチラ

・定規
方眼定規が便利です。
カッターを使う面にステンレスがついている、シンワのカッティングスケール(←リンクはコチラをよく使います。
重い定規の方が真っすぐカットしやすいです。
お持ちでしたら、金尺も使えます。
今回は登場しませんが、直角定規も製図の時にあると便利です。

【縫い穴をあける道具】

・ネジネン又はデバイダ―
縫い目の線を引く道具。革の端から均一な線をつけるのに使います。
アマゾンを見ていると、値段の幅があって迷いますよね~
安い物は買った事がないのでわかりませんけど、ガタつくと全くもって役に立たないので、しっかりしたものがおすすめですよ。

ネジネン(←リンクはコチラ
デバイダ―(←リンクはコチラ)コンパスという名前で出ていますね・・・


・菱目打ち4本と2本の2つ
縫い穴をあける道具です。
作るもの、使う革によってピッチを選びます。
今回のブックカバーのような可愛い小物には2mmがおすすめ。
細かいほど、きれい系です。
1.5mもきれいですが、縫うのに時間が・・・
こだわらなければ2mmをお選びくださいね。

4本菱目コチラ 
2本菱目コチラ

・目打ち
なんでもいいです。100均のでも♪


・ハンマー

なんでもいいです。菱目打ちを叩ければ。

・ゴム板又はビニール板
菱目打ちを打つ時の台なので、なんでもいいです。傷ついて良ければテーブルでも(笑)
でも、使いやすいのはこのサイズのゴム板かなぁ。。。(リンクはコチラ

【貼る道具】

・白ボンド
今回使うのは、乾くと透明になる白ボンドです。
革も貼れる木工用ボンド(リンクはコチラ)でも良いですし、皮革用ボンドから選ぶならサイビノール(リンクはコチラ)になります。サイビノールは使いやすくて、接着は強力です。私はいつもこれを使用しています。

・ヘラ
正式名称はジラコヘラ。
100均ので大丈夫です。小さいものだと、大きい面積にむらなく塗るのが難しいので、ボンドのおまけのヘラはやめましょう。
その代わり、小さいところにチョッとつけるのに、おまけのヘラは便利です。

・両面テープ
今回は必ず必要なものではありませんが、ボンドを塗るより早いので、場所によって使いわけます。
いろんな幅があって、小物には2㎜~3㎜、5㎜を良く使います。
3㎜両面テープ(←リンクはコチラ

・ローラー
ボンドを縫って接着したところを圧着するのに使いますが、必ず必要ではありません。
紙を当てて、ハンマーでたたいて圧着しても大丈夫です。
革ローラー(←リンクはコチラ

【縫う道具】
・革用の手縫い針2本

丸針の短いものが扱いやすいです。
手縫針・丸針・細(←リンクはコチラ

・小バサミ
洋裁に使うものでOK

・ライター
糸の最後の始末に使います。ポリエステルの糸の端を溶かして留めます。
麻糸などで縫う場合は、燃えちゃうので使いません(笑)
100円ライターでOK

・蜜ロウ
縫い糸のよりが解けたり、けば立ったりしないように、又縫い目の緩み防止のために、糸に塗って使います。
塗らないで縫うと、糸が全く締まりません。ほどけやすい靴ひもに塗るとほどけなくなるという便利グッズでもあります。
ロウソクのロウとは違いますよ~
あらかじめロウが引いてある糸を使う方は不要です。が、私はロウがつきすぎている気がして好きではないので、自分でロウ引きする人生を選びます。

手縫い用ワックス(←リンクはコチラ

【その他】

・おしぼり
手にボンドがついたら、すぐふくようにします。 手が汚れていると、作品が汚れるのできれいな手をキープするのはとっても大事☆

・型紙用の紙
職人はチケン紙という紙で型紙を作ります。
型紙用には厚いもの(←リンクはコチラ)を使います。

厚紙、工作用紙、画用紙、しっかりしたカレンダーの紙など、手に入りやすいもので大丈夫。

 

今回使う道具は以上です。

 

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第二波、第三波の到来もあるかもしれない。
これからは、自宅でどう過ごすかがとても大事になってきます。

そんななかでも、ワクワクした気持ちを忘れずに、
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