突然ですが、私はニキビにずーっと悩んでおりました。
顔のニキビって、見た目がとってもいやなんですけど、痛いのがまた辛いんですよね〜　というわけで、今まで通った皮膚科は数えきれないほど。私は人生の前半を「皮膚科ジプシー」となって過ごしました。
でもこのところ、やっとニキビが出来なくなったのです。いろいろな理由があると思いますが、今通っている海老名の皮膚科宍戸医院の先生のお力が大きいと思っています。

今回は、その美容皮膚科のお医者様から、椅子カバー制作のご依頼を頂きました。
待合室の椅子の、座面の傷んでいる３脚にだけ、カバ―リングをして欲しいというお話です。
待合室の椅子はブラウンです。そこに、どんな色と素材を合わせたら素敵になるでしょうか？

先生とご一緒に、青山の「デコラドール」に、出かけてみました。

（画像は、デコラドールさんのブログからお借りしています。）

デコラドールは、骨董通りから少し入った路地にある、インポートファブリックのお店。
平日は完全予約制で、お友達のお家に遊びに行ったようにくつろいで、見たこともないような素敵な生地の数々を、ゆっくりじっくり選ぶ事が出来る、布の楽園のような場所です。

（画像は、デコラドールさんのブログからお借りしています。）

しかも、出てくる生地、出てくる生地が、も・の・す・ご・く・素敵で、決断が早くて定評のある（笑）先生も、迷って、迷って、決められないほど。お店の丸山さんが優しくアドバイスして下さって、やっと絞り込む事が出来ました。

え、私？
私はもう、美しい刺繍のカーテン生地や、絵画のような布に見とれたり、見た事のないような斬新な配色ににうっとり。１つに決めるなんてやっぱり無理でした・・・

決定した生地は、この落ち着いたレッドのストライプ。毛足のあるベルベットのような、オランダのインテリアファブリックです。

とてもしっかりした打ち込みで、二重織りになっていて、本当に素晴らしい生地。手触りも最高です。

生地が決まったら、椅子の座面を採寸して、ぴったりの型紙を作り、裁断して縫製します。
ストライプなので柄合わせも慎重に。

それが出来上がったら、椅子を分解し、枠と背もたれをはずしたら、、そのカバーをタッカーで打ちつけます。

えー　お洋服やバッグだけじゃなくて、椅子も張り替えるのー？
って思われているでしょうか。（笑）

そうなんですねー　自宅でいろいろなカバーを作ったり、椅子の張り替えもしているので、あまり複雑なものでなければやっちゃいます。
あと、工夫して作るのは好きなので、よほどでない限り「やってみましょう！」と言ってしまうんですよ～

ただ、ここまでの大きさだと一人では大変なので、お手伝いをお願いして作業しましたよ。

傷んでいた3か所の座面だけ、オランダのファブリックでカバーリングが出来ました。（＾ｖ＾）
どうでしょうか、ちょっと座ってみたくなりませんか？
この場所、患者さんにも、スタッフの方にも大好評との事で、みなさん喜んで座って下さるそうです。うれしいですね～

さて、そうしましたら、エステルームのソファもカバーを変えたくなりました。

再びデコラドールへ行って選んだのは、イギリスのファブリックスです。とっても素敵な色♪

今度はエキゾティックなお花の模様に、パイピングを効かせたいとのご希望なので、色を合わせて無地もお取り寄せしました。

まずはソファの座面だけカバーリング完了。

土台のカバーはグリーンの無地（コットン生地）で作らせていただきました。　足元という事もあり、お手入れがしやすい事は大切です。

こちらが出来上がり。
残りの布でクッションも２つ出来ましたよ！
もちろん、丸山様にはすべて報告済み♪
お店のフェイスブックページにご掲載いただいています。ここには、他にも楽しい椅子の張り替え事例満載なので、ご興味のある方はご覧になってみて下さいね。

このソファは、土台にクッションを乗せているだけなので、座った時にずれないよう、裏面にマジックテープが仕込んであります。

こんな風にインテリアも、自分の好きなスタイルで作れると楽しいですよね〜　布１mで、お部屋の雰囲気ってがらっと変わるのですから。あー　私も春に向けてインテリア改造したくなってきたーーー

今回は、楽園デコラドールも素晴らしく、椅子の生地をこだわって探される、先生の素敵さに感動でした。
このようなお仕事をさせていただけた事に心から感謝しております。

もし、私みたいにニキビや、皮膚のトラブルでお困りの方、それからきれいになりたい方も、お肌で悩んでいらっしゃる方は、宍戸医院の悦子先生に会いに行ってみて下さいね。
そして、ぜひぜひこのソファに座ってみてくださいませ～♪