革の手作り体験ワークショップ
今度は京急百貨店COTONOWAで。
横浜・上大岡駅の京急百貨店「COTONOWA(コトノワ)」で革のワークショップをさせていただく事になりました。2018年春夏のシーズン中、下記の日程で開催します。
4月5日(木)10:30〜 四つ編みキーホルダー 13:30〜パスケース
6月4日(月)10:30〜 カードケース 13:30〜ミニがま口
8月9日(木)10:30〜 四つ編みキーホルダー 13:30〜パスケース
COTONOWAのワークショップは、平日の開催で、今までの人気アイテムをより気軽に手作り体験出来るような内容となっています。
これまで、土曜日の開催ではご都合の合わなかった方、難しそうで敷居が高いなぁと思われていた方、ぜひこの機会にご参加くださいね。京急百貨店10階の素敵なお部屋「リヴァージュ」で、お会いできることを心から楽しみにお待ちしています。
思えば、私が革のワークショップをさせていただくようになったのは、2年前、バッグヤード開催の革のセールを見に行った時、端革で作ったコサージュをつけていたら、「それ、作るのを教えてみませんか?」と、声をかけていただいたのがきっかけでした。
お聞きすると、バッグヤードは日本の革業界を活性化するために活動されていて、業界の人、異業種の人、革好きの一般の人、誰もが垣根を越えて交流したり、勉強したりするのを目的とした団体との事。
作る事はずっとやってきたけど、教えるのは・・・「自分が出来るという事と、教える事は全くちがうのよ。」母(元教師)の言葉が特大の文字で頭に浮かんできます。
でも、以前すごく思っていたんですよね。
革で何か作ってみたいけど、きれいな色の素敵な革って一体どこで探せば良いんだろう。
革の種類がよくわからないし、選び方や扱い方、作り方も道具もよくわからない。
レザークラフトの本を見ても、手縫いのハードな作品ばかりで参考にならないなぁ。
きれいな革で何か作るなんて、素人には無理なのかなぁ。
大きい物じゃなくても、小物やバッグの持ち手だけでも作れたらいいのになぁ。
それが止まらなくなった私は、結局、バッグの学校へ勉強に行ってしまい、そうして体験したことや、学んだことで、もの作りの世界は劇的に広がったのでした。
声をかけていただいて考えました。
あの頃の私と同じように思っている人がいるかもしれない。
作ってみたくても、出来ないでいる人がいるかもしれない。
私が学んだことやこの楽しさを、私なりにシェア出来るって素敵な事かもしれない。
シェアするなら、私にも出来るかもしれない。
こうして始まったワークショップでしたが、バッグヤードさんのおかげで、さまざまな種類の素敵な革を使って、いろいろなアイテムを作らせていただきました。
革を贅沢に使った、大きなサイズのがま口ポーチ。革を口金にはめるのは大変でしたけど、とても作りがいがありました。
好きな色の革パーツをつなげて作る、楽しい&使い心地も最高なカメラストラップ。私も2本持っているのに、違う色でまた作りたい~
革パーツのカスタマイズが楽しくて悩んでしまう(笑)ミニがま口と、
パスケース。どの作品も作った方の可愛らしさが咲いたような、とても愛しい出来映えで、私はもう驚いたり感動したり。
物づくりをする素敵さってこういう事なんだなぁって、改めて教えていただきました。
革ひもの四つ編みがやってみたかったという声にお答えして、四つ編みキーホルダー。COTONOWAでの最初のワークショップはこのアイテムです。
初心者レベルではない長さをハンドステッチしていただいた大作、名刺入れとメガネケース。初めてで、これを作れるってすごいですよ!どなたも素敵に仕上げてくださいました。
一瞬にして革を漉き落とす「革漉き機」の技をご覧いただいた、スマートでおしゃれながま口扇子入れ。
革のミシンを使って仕立てていただいたブックカバー。ジェットコースターのように早いミシンを踏んでいただいて、一番笑ったワークショップだったかもしれません。出来上がったブックカバーも笑っているように見えましたよ!
この、バッグヤードさんでのワークショップは、今年の2月で終了となりましたが、振り返ると、宝物のような思い出がこんなにたくさん。
ご一緒にもの作りをしていただいた皆様、バッグヤードの皆様、本当にありがとうございました。
それから、ワークショップ体験後、ご自分でがま口を作ってくださったり、革のバッグを作ってくださったというお話もお聞きして、そんなきっかけになれた事がとてもうれしく、元気をいただいている2018年の春。
これからCOTONOWAの準備を始めます。今度は、メンズバッグブランドINDEEDさんプレゼンツの企画でワークショップを行わせていただきます。こちらは、革へのこだわりと愛が半端ないという素晴らしい老舗ブランド。
私も、最高に魅力的な素材である革と、手を動かしてもの作る事を通して、これからも愛を伝えていけたらと願っています。
あ、このブログの地図も変えなくちゃ♪
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